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問題を解くその前に、ザッと計算式を書いておきましょう。計算式は漠然と覚えていくよりも円筒胴の図を書いて、圧力や応力が何処にどのように加わり作用しているのかイメージできるようにしましょう。
図は私がノートにまとめたものを画像化したものです。クリックすると拡大します。
この図があれば、最近の(18、17年度)程度の問題は軽く?解けると思います。
pdfファイルにしたものもアップしておきますのでご利用ください。 (entoudo.pdf)
なにはともあれ、この式! 最高使用圧力は許容圧力である ←これ重要
求める桁の指定が問題文に出て来る場合があります、うっかり四捨五入すると減点、若しくは・・・ゼロ点。この辺は過去問こなせば分かってくると思います。
Diは内径です、容器の仕様に外径が記される場合があるので、引っ掛からないように注意してください。うっかりしていて、ミスると凹みます…。(外径を用いるのは円筒胴ではなく、配管の計算。←配管は出題されないと思う。(たぶんだけど))
これも必須。
設計通りに確認されたものは、設計圧力を許容圧力として良い。
試験問題では、必ず!!(と、断言してもいいぐらい)円筒胴の材料はSM400Bと指定されます。
なので、許容引張応力σaは100(N/mm^2)です。
これはよく出るかも、接線方向の引張応力は円筒胴板に誘起される最大引張応力である。←重要
これもでるかも・・・ま、接線方向の1/2ってことで。
【2016/10/22 新設】