テキスト<9次:P189左 (1)目的>
・この試験は、真空試験を実施した後に行う。(配管が完了した時点で行う気密試験) H14保/09
【×】 ブブーっ。
耐圧試験 → 気密試験 →真空試験(真空試験は、冷媒設備内の残ガス・水分を除去する目的があるから最後)
・冷凍装置を構成する各機器について、それぞれの気密試験によって個々に気密性能が確認されていれば、配管完了後の冷凍設備全体に対する気密試験は省略できる。 H16保/09 H24保/09
【×】 ん、なこたぁ~ない。
冷媒設備完成後の防熱工事、冷媒充てん前に、冷媒配管等の冷媒設備全体の気密を試験しなければならない。テキスト<9次:P189左 「(1)目的」から3行目>
・気密試験は、一般に、耐圧試験を実施した後の圧縮機や圧力容器などの、冷媒設備の配管部分を除く構成機器の個々の組立品について行うものと、冷媒配管および防熱施工が完了したあとに、冷媒設備全系統の漏れを調べるために行うものがある。 R02保/09
【×】 この問題はココ。(同等の問題が前頁にある) 正しい文章を記しましょう。
気密試験は、一般に、耐圧試験を実施した後の圧縮機や圧力容器などの、冷媒設備の配管部分を除く構成機器の個々の組立品について行うものと、冷媒配管施工工事が完了し、防熱施工および冷媒の充てん前に、冷媒設備全系統の漏れを調べるために行うものがある。
テキスト<9次:P189左 (2)対象>
テキスト<9次:P189左 (3)使用流体>です。
・アンモニア冷凍装置の場合の使用流体として、炭酸ガス(二酸化炭素)がよい。(配管が完了した時点で行う気密試験) H14保/09
【×】 試験後の炭酸ガスの残ガスがアンモニアと反応し、炭酸アンモニウム粉末を生成し装置に悪影響を与える。
・二酸化炭素(炭酸ガス)は、不燃性および非毒性のガスであるので、アンモニア冷凍装置の気密試験の試験流体として使用されている。 H16保/09
【×】 ぅむ。テキスト<9次:P189左 「(3)使用流体」>の冒頭。
・フルオロカーボン冷凍装置の気密試験には、二酸化炭素を使用することはできない。 H20保/09
【×】 この問題はココに置く。
二酸化炭素はフルオロは使用可、アンモニアは使用不可。引っ掛からないように・・・。
・アンモニア冷凍装置の気密試験では、試験流体に空気、窒素、二酸化炭素などの非毒性ガスが用いられるが、フルオロカーボン冷凍装置では空気は水分が多いので用いられない。 H26保/09 R04保/09
・アンモニア冷凍装置の気密試験では、試験流体に空気、窒素、二酸化炭素などの非毒性ガスが用いられる。しかし、フルオロカーボン冷凍装置では、水分を含む空気を使用しないほうがよい。 R01保/09
【両方 ×】 注意力と知識を試すには、良い問題かも。
アンモニア冷凍装置では二酸化炭素を使用できない。から、×だね。フルオロカーボン冷媒設備は水分が混入しないよう空気の代わりに窒素か炭酸ガスを使用するだね。テキスト<9次:P189左 (3)使用流体>
・冷媒配管が完了したアンモニア冷媒設備全系統に対する気密試験では、ボンベに詰められた二酸化炭素、窒素ガスまたは試験用空気圧縮機で加圧された空気を用いる。 H30保/09
【×】 アンモニア
と二酸化炭素
の語句が揃ってあれば速攻で【×】!(でも油断大敵、問題はよく読もうね。)
テキストは2行のみ。<9次:P189左 (4)試験圧力>
・この試験の試験圧力は、許容圧力または設計圧力のいずれか低い方の圧力以上で行う。(配管が完了した時点で行う気密試験) H14保/09
【◯】 ぅむ。(法令文を引用しておく。)
-- 冷凍保安規則関係例示基準6.(2)より --
(2)気密試験圧力は、設計圧力または許容圧力のいずれか低い圧力以上の圧力とする。
テキストは結構なボリュームなのに、出題がわりと少ない。注意かも。(2014(H25)/09/20記ス) テキスト<9次:P189左~右 (5)実施要領>
令和になって激増!?(2022(R04)/03/27記ス)
・冷媒配管(施工工事)を完了した設備の気密試験は、全冷媒系統を低圧側試験圧力で試験を実施し、全冷媒系統の漏れがないことを確認した後に、高圧側試験圧力で高圧側について実施する。 R04保/09
【◯】 これ、けっこう大事なことだよね。テキスト<9次:P189右 4行目「まず、~」>
・気密試験では圧力をかけたままで発泡液を塗布し、つち打ちなどの軽い衝撃を与え漏れ箇所の確認を行うが、漏れ箇所の修理はすべての圧力を大気圧まで下げてから行う。 H26保/09 R01保/09
【×】 ぁ、リクエストに答えてくれたw
圧力をかけたままの、つち打ちは危険なのでダメ。(テキスト<9次:P189右 真ん中辺り)発泡液の目視を時間をかけてゆっくりと。修理は大気圧まで下げて行う。
・気密試験では圧力をかけたままで発泡液を塗布し、つち打ちなどの軽い衝撃を与え、漏れ箇所の確認を行う。漏れ箇所の修理はすべての圧力を大気圧まで下げてから行い、修理完了後に改めて規定の圧力まで加圧して、再び漏れの点検を行う。 R02保/09
【×】 「R01保/09」に修理完了後のことが追加された問題である。読んでいると正解のような気がしてくる、名文かもしれない。ぁ、つち打ち禁止ね。
テキストは1行のみ。<9次:P189右 ((6) 合格基準)>
・この試験の合格基準は、漏れのないことである。(配管が完了した時点で行う気密試験) H14保/09
【◯】 ぅむ!!
参考)
── 冷凍保安規則関係例示基準6.(4)より ──
(4)気密試験は、非試験品内のガスを気密試験圧力に保った後、水中において、又は外部に発砲液を塗布し、泡の発生の有無により漏れを確かめ、漏れのないことをもって合格とする。
ただし、フルオロカーボン(不活性のものに限る。)又はヘリウムガスを検知ガスとして使用して試験する場合には、ガス漏えい検知器によって試験することができる。
機器の気密試験と同じです。テキスト<9次:P189右下 (7)圧力計>
・気密試験に使用する圧力計の文字盤の大きさは75mm以上で、その最高目盛りは気密試験圧力の1倍以上2倍以下とする。 H13保/09
【×】 これは機器でも設備でも同じ。
── 冷凍保安規則関係例示基準6.(5)より ──
(5)気密試験に使用する圧力計は、文字盤の大きさは75mm以上でその最高目盛は気密試験圧力の1.25倍以上2倍以下であること。
テキスト<9次:P189右下~P190左 (補足説明)> ← 微小な漏れの確認をするための長時間放置試験の方法が説明されている。
・気密試験は、真空試験で代替えすることができる。 H20保/09
【×】 この問題はココに置いておく。
真空試験は漏れの判定はできるが、漏れ箇所の特定はできない。テキスト<9次:P190左中 真空試験の目的>
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【2016/08/03 新設】(← 履歴をここに作った日)
テキスト<8次:P215右 ((3) 使用流体)>です。→
テキスト<8次:P182右 ((3) 使用流体)>です。 (2017/03/05)