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ディストリビュータ(分配器)

 この頁はディストリビュータについての問題です。『初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<8次:P80 ((4) ディストリビュータ)

ディストリビュータを取り付けた蒸発器概略図

ディストリビュータを付けた蒸発器概略図

  • 大型の乾式蒸発器では、多数の伝熱管があるので均等に冷媒を分配して送り込むため蒸発器の入口(膨張弁出口)にディストリビュータ(分配器)を取り付ける。冷却管への冷媒の配分が良くなり、伝熱性能が向上する。
  • ディストリビュータの圧力降下が大きいので外部均圧形温度自動膨張弁を用いるのがよい。
  • ディストリビユータの圧力降下があるので、その分膨張弁の容量は小さくなる。

 8次改訂版コメ: 8次改訂版では、ディストリビューターの項目が「7.2.1 空気冷却用蒸発器」に組み込まれた。内容的には変わっていないので、ここの過去問をこなせば大丈夫でしょう。

ディストリビュータ)

 ディストリビュータの問題は、毎年出題されるほど多い。

まずは、目的、取り付け場所などの問題です。

・乾式蒸発器にディストリビュータ(分配器)を使用すれば、冷却管への冷媒の配分がよくなり、伝熱性能は向上する。 H10/07 答え

【◯】 大型の乾式蒸発器では、多数の伝熱管があるので均等に冷媒を分配して送り込むため蒸発器の入口(膨張弁出口)にディストリビュータ(分配器)を取り付ける。冷却管への冷媒の配分が良くなり、伝熱性能は向上する。テキスト<8次:P80 ((4) ディストリビュータ)>冒頭にズバリ的。

・大容量の乾式蒸発器には、多数の蒸発管が付いているので、これらに均等に冷媒を分配するため、ディストリビュータを取り付ける。 H12/07 答え

【◯】 ぅむ。 H10/07の問題参照

・容量の大きな乾式蒸発器では、多数の伝熱管に対して均等に冷媒を分配して送り込むために、蒸発器の出口側にディストリビュータを取り付ける。 H14/07 答え

【×】 ぉっと、うっかりしないように。問題文はよく読もう。蒸発器の入口側に取り付ける。

・乾式蒸発器の入口側にディストリビュータを取り付ける目的は、各伝熱管に均等に冷媒を分配して送り込むためである。 H16/07 答え

【◯】 ぅん、多数の伝熱管に均等に冷媒を送り込むの。

・大容量の乾式蒸発器には、多数の蒸発管が付いているので、これらに冷媒を均等に分配するため、ディストリビュータを取り付ける。 H19/07 答え

【◯】 ディストリビューターに関しての問題はけっこう出題されるからテキストをしっかり読んで、過去問ガンガンやって絶対ゲッツしよう。d(-_^)b

・大きな容量の乾式蒸発器は、多数の伝熱管を持っているので、これらの管に均等に冷媒を送り込むのにディストリビュータ(分配器)を取り付ける。その設置場所は、蒸発器の冷媒の出口側である。 H20/07

・大きな容量の乾式蒸発器は、多数の伝熱管へ均等に冷媒を送り込むために、蒸発器出口側にディストリビュータを取り付ける。 R02/07 答え

【両方 ×】 ディストリビュータの取り付け位置はさりげなく?出題される。「ディスビは蒸発器の冷媒の入口側」←これを頭に焼き付けておこう。

ここから、膨張弁(圧力降下)に関係した問題です。

 テキストは、<8次:P81>です。

・ディストリビュータ(分配器)を用いた大容量の乾式蒸発器における冷媒の制御には、内部均圧形の温度自動膨張弁を使用する。 H14/07 答え

【×】 今度は膨張弁との関係を問われる。
 ディストリビュータの圧力降下が大きくなり、内部均圧形温度自動膨張弁では過熱度が適切に制御できないため外部均圧形温度自動膨張弁を使用するのがよい。

・圧力降下の大きいディストリビュータ(分配器)を用いた蒸発器には、外部均圧形温度自動膨張弁を使用する。 H15/07 答え

【◯】 圧力降下が大きいものは、外部均圧形温度自動膨張弁を使用する。過熱度の設定値がずれない。とりあえず、テキスト<8次:P81>は丸暗記かな。

・大容量の乾式プレートフィンコイル蒸発器にディストリビュータを取り付けたが、過熱度制御に内部均圧形温度自動膨張弁を用いることができる。 H21/07 答え

【×】 内部均圧形と外部均圧形の違いは、テキスト<8次:P100 (9.1.1 温度自動膨張弁)>辺りを読んで。図などを見ているとなんとなく「ぁ~、やっぱし外部の方がいいね。」見たいなイメージ。

・乾式空気冷却器では、蒸発器入口の冷媒分配を均等にするためにデイストリビュータを取り付けるが、圧力降下が大きいので外部均圧形温度自動膨張弁を用いるのがよい。 H23/07 答え

【◯】 ぅむ。

・大形の乾式蒸発器では、多数の伝熱管に均等に冷媒を分配させるためにディストリビュータを取り付けるが、ディストリビユータの圧力降下があるので、その分膨張弁の容量は小さくなる。 H24/07 答え

【◯】 ぅむ。まさに、この通り。

ここから、年代順です。

・大きな容量の乾式蒸発器では、蒸発器の出口側にデイストリビュータを取り付けるが、これは多数の伝熱管に冷媒を均等に分配するためである。 H26/07 答え

【×】 入口側ですね。
 取り付け位置の問題は、数年おきに出題されるのかな…。

・冷凍能力の大きな乾式プレートフインチューブ蒸発器は、多数の伝熱管をもっている。このため、冷媒をこれらの管に均等に分配して送り込むデイストリビュータ(分配器)を取り付ける。 H27/07 答え

【◯】 ハイ!その通りです!

・大きな容量の乾式プレートフインチューブ蒸発器は多数の冷却管をもっており、これらの管に均等に冷媒を分配するために取り付けるものをディストリビュータ(分配器)という。 H28/07 答え

【◯】 ハイ。同じような問題で嫌になっちゃいますね。これを読んでいる、あなたは、もう大丈V。

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 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』7次改訂版への見直し、済。(14/07/10)
 『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(20/06/08)

修正・訂正箇所履歴

【2016/05/24 新設】

  • 【乾式蒸発器1】の頁から「ディストリビュータ」を分離し、この頁を新設し移動した。(2017(H29)/02/05)
  • 挿絵を挿入。(2019(R1)/07/20)
  • テキスト8次改訂版(R01(2019)-11月改訂)へ対応、および、文章を見直し。(2020(R02)/06/08)

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【参考文献】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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