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空冷凝縮器の代表的な問題でしょう。
問3 R410A冷凍装置における空冷凝縮器が下記の条件で使われている。この凝縮器について、次の(1)~(3)の各問に、解答用紙の所定欄に計算式を示して答えよ。
(20点)
ただし、凝縮温度と冷却空気温度との差は、算術平均温度差を用いるものとする。
(1)凝縮器出口の冷却空気温度ta2(℃)を求めよ。
(2)凝縮温度と冷却空気温度との算術平均温度差Δtm(k)を求めよ。
(3)凝縮温度tk(℃)を求めよ。
(4)送風機の送風量が減少すると、凝縮器の平均熱通過率、冷却空気の出口温度、算術平均温度差および凝縮温度は、それぞれ大きく(高く)なるか、小さく(低く)なるか。ただし、凝縮負荷および冷却空気の入口温度は変わらないものとする。
基本式はこれ。『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<8次:P84(7.6)式>
Φk = K・A・Δtm
変形して数値代入しましょう。楽勝ですね。
答え Δtm = 10.8 K
基本式はこれ。『冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<8次:P84(7.6)式>から
楽勝ですね、(1)で求めたta2、(2)で求めたΔtm、ta1の数値を代入しましょう。
答え tK = 47.3 ℃ (本番では、もっと式を簡略してくださいね)
こんな感じだけども、計算式は分り易いように書いただけなので本番では省略しても大丈夫です。
【2016/02/23 新設】
凝縮器の伝熱→
凝縮器の伝熱面積(2016/10/20)