1種冷凍学識計算講習検定試験攻略-問3:平成19年度

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空冷凝縮器

 毎年同じような問題が続いています。点取には最適でしょう。

第一種冷凍機械責任者試験 平成19年度(講習検定試験)

問3 下記の仕様と運転条件の空冷凝縮器がある。

平成19年度1種冷凍講習検定試験問3 空冷凝縮器の運転条件

 このとき、次の(1)~(3)について、それぞれ解答用紙に計算式を示して答えよ。

 ただし、冷却管材および汚れの熱伝導抵抗は無視できるものとし、凝縮温度と冷却空気温度との間の平均温度差には算術平均温度差を用いて計算せよ。

(20点)

 (1) 凝縮負荷Φk (kW)を求めよ。

 (2) 冷却管の外表面積基準の平均熱通過率K [kW/(m^2・K)]を求めよ。

 (3) 凝縮温度tk (℃)を求めよ。

解き方

 与えられた条件と勉強して覚えた公式で上手に導き出しましょう。

仕様と運転条件
  • qva=6 m/s
  • ta1=30 ℃
  • ta2=40 ℃
  • A=150 m^2
  • m=18
  • ρa=1.20 kg/m^3
  • Ca=1.00 kJ/(kg・K)
  • αa=0.0523 kW/(m^2・K)
  • αr=2.32 kW/(m^2・K)
覚えた公式
  • Φk=Ca・qva・ρa(ta2 - ta1)
  • Kの公式
  • Φk=K・A・Δtm
  • ΦkからΔtmの公式
  • Δtmからtkの公式

(1) 凝縮負荷Φk (kW)を求めよ。

 特に説明はいらないでしょう。

Φkを求める

   答え 72.0 (kW)

(2) 冷却管の外表面積基準の平均熱通過率K [kW/(m^2・K)]を求めよ。

 特に説明はいらないでしょう。

Kを求める

   答え 0.0372 [kW/(m^2・K)]

(3) 凝縮温度tk (℃)を求めよ。

 まずはΔtmを求め、tkまで一気にいきましょ。

Δtmを求める tkを求める

   答え 47.9 (℃)

コメント

 特にコメントもないです。講習でヒントが与えられ、内容は公式覚えていれば、楽勝です!!

訂正箇所履歴

【2018(H30)/09/08 新設】

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