プレートフィンコイル形空冷凝縮器
公式覚えていれば、どうってことないです。
第一種冷凍機械責任者試験 平成26年度（講習検定試験）
問3 下記仕様のプレートフィンコイル形のフルオロカーボン空冷凝縮器を下記の運転条件で使用したい。次の(1)～(3)について、それぞれ解答用紙の所定欄に計算式を示して答えよ。 ただし、冷却管材および汚れの熱伝導抵抗は無視できるものとし、凝縮温度と冷却空気温度との間の平均温度差には算術平均温度差を用いて計算せよ。
（20点）
(1) 凝縮負荷Φk(kW)を求めよ。
(2) 冷却管の外表面積基準の平均熱通過率K[kW/(m^2・K)]を求めよ。
(3) 凝縮温度を45℃に設定したい場合、外表面有効伝熱面積A(m^2)はいくらにすればよいか。小数点以下を四捨五入して、整数値で答えよ。
解き方
与えられた条件と勉強して覚えた公式で上手に導き出しましょう。
仕様および運転条件
- αa＝0.05 kW/(m^2・K)
- αr＝2.44 kW/(m^2・K)
- ｍ＝21
- qva＝5 m^3/s
- ta1＝30 ℃
- ta2＝42 ℃
- ρa＝1.2 kg/m^3
- Ca＝1.0 kJ/(kg・K)
覚えた公式
- Φk＝Ca・qva・ρa(ta2 － ta1)
- Φk＝K・A・Δtm
(1) 凝縮負荷Φk(kW)を求めよ。
特に説明はいらないでしょう。
答え 72 (kW)
(2) 冷却管の外表面積基準の熱通過率K[kW/(m^2・K)]を求めよ。
特に説明はいらないでしょう。
答え 0.035 [kW/(m^2・K)]
(3) 凝縮温度を45℃に設定したい場合、外表面有効伝熱面積A(m^2)はいくらにすればよいか。小数点以下を四捨五入して、整数値で答えよ。
まず基本式。ジーッと見てれば分かるでしょう。
よって、
答え 229 (m^2)
コメント
公式が浮かべばどうってことないですね。コメントもいらないでし。
訂正箇所履歴
【2018(H30)/09/15 新設】
- -