EchoLand-plus
液噴射弁は、一度勉強すればなんとなく楽勝。
参考:1種冷凍学識計算攻略問2 「液噴射弁を使用した、過熱度防止の冷凍サイクル」
テキストでは、『SIによる 上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<7次:P22>です。(理屈を把握して)覚えておくしかありません。 (平成24年度問2(1)の解答をコピペしました。(こっち(18年度)の作成があとになりました。))
解答図
参考図
<<液噴射弁使用サイクル>>(補足説明)
冷媒循環量を、qとする。
ここで、h1が不明なので熱収支を使って求めましょう。
a点の熱収支の式を組み立てます。
流入するものと流出するものを左辺右辺にまとめましょう。
q・h1 = 0.1 × q × h6 + 0.9 × q × h5
と、なりますが q
を消すことができますので、
h1 = 0.1 × h6 + 0.9 × h5
この式が、混合点の熱収支の式といってもよいでしょう。採点者はこの式を見るはずです。
数値代入しましょう。
ここに、h3 = h4 = h6
よって(COP)は、
答え (COP) = 2.94
【2016/02/11 新設】