EchoLand-plus
与えられた仕様を使ってどのように解答へと導いていくかです。設計圧力、許容圧力、最高使用圧力、最大引張応力等の相互の関係や 考え方を試される問題です。 (問5攻略「円筒胴容器の板厚を選定」ページを、ほとんどコピペしたものです。)
ちなみに、平成16年度までの検定試験学識問題は問6までありますので満点が(15点)になっています。
注) 最高使用圧力
は、『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』8次改訂版(H27(2015)/11/20改訂)では、 限界圧力
と変わっています。
さて、ここで圧力のように切り捨てはいけません。今度は切り上げです…、なんとなく分かりますよね。
最小厚さ t は、5.61㎜であります。
これで終わりじゃありません!必要厚さ ta を求めます。この問題のポイントです。
はい!腐れしろαですね。(『SIによる 上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<6次:P136左(9.5)式><7次:P148左(10.5)式><8次:P171左(12.5)式>)
ta = t + α = 5.61 + 1 = 6.61(㎜)
ま、一気にこの式を使えばいいんですけどね…。
答え 7.0㎜の板材を選択する。(6.61ミリ以上のものを選ぶ)
ぁ、たらたらと書いてしまいましたが、模範解答(文章)は適当にまとめてくださいね。
接線方向の引張応力は円筒胴板に誘起される最大引張応力である。←重要
円筒胴胴板に誘起される最大引張応力σtと問われれば、もうこの計算式しかないですよね。
サクッと行きます。
綺麗に割り切れました。:-)
答え σt = 55(N/mm^2)
【2016/03/19 新設】
問5から
問6に変更した。(2018(H30)/08/28)