凝縮圧力調整弁は、問題数がけっこう多いが、そんなに難しくない。テキストは<8次: P114~115 >
echoの作図(2冷保安学識攻略用のもの)と動作説明を追加。(2022(R04)/01/12)
三方形凝縮圧力調整弁サイクル図
8次改訂版コメ: 8次改訂版では、凝縮圧力調整弁の次に「容量調整弁」という項目が追加された。(テキスト<8次:P115 (9.5.4 容量調整弁)>) 図も追加されているので今後の出題を注視したい。一読しておこう。(20(R02)/06/19記ス)
年代順に並べておきます。
・凝縮圧力調整弁は、凝縮器出口側に取り付けて凝縮圧力が設定圧力以下に下がらないように制御する。 H10/08
【◯】 ぅむ。 空冷凝縮器の冬季運転における凝縮圧力の異常な低下を防止する(水冷凝縮器は冷却水調整弁を用い、凝縮圧力の低下を防ぐ)
・凝縮圧力調整弁は、凝縮圧力が所定の圧力より下がらないように制御する。 H14/08
【◯】 空冷凝縮器で冬季に凝縮圧力が低下すると、弁が閉じ始め凝縮器内に冷媒液を滞留させ凝縮圧力が下がらないようにする。(冷媒量に少し余裕を待たせなければならないので、受液器は必ず設ける)
・凝縮圧力調整弁は、空冷凝縮器の凝縮圧力が夏季に高くなり過ぎないように、凝縮器出口に取り付ける H15/08
【×】 「空冷凝縮器の凝縮圧力が冬季に低くなり過ぎないように…云々」
凝縮圧力調整弁→空冷凝縮器→凝縮器の出口側に設置→冬季運転→凝縮圧力の異常低下→弁閉じる(夏季は弁は全開になっている)→冷媒液絞る→所定の凝縮圧力に保持
・凝縮圧力調整弁は、凝縮圧力が設定圧力以下に低下すると、弁が開き、空冷凝縮器から滞留した冷媒液が流出する。 H19/08
【×】 「弁が閉じ、空冷凝縮器から流出する冷媒液を絞る。」
凝縮圧力調整弁はイメージ的に分かりやすいと思う。吸入圧力調整弁とセットで覚えよう。
テキスト<8次:P114~ (9.5.3 凝縮圧力調整弁)>を良く読んでおけば美味しい問題だ、あなたならゲットできるはずだ。
・凝縮圧力調整弁は、凝縮器の圧力が設定圧力以下にならないように凝縮器から流出する冷媒液を絞る。 H24/08
・凝縮圧力調整弁は、凝縮圧力が設定圧力以下にならないように、凝縮器から流出する冷媒液を絞る。H30/08
【両方 ◯】 ぅむ、その通り。いい問題だ。
・凝縮圧力調整弁は夏季に凝縮圧力が高くなり過ぎるのを防ぐために用いる。 H25/08
【×】 ここまで、過去問こなせば楽勝ですね。
凝縮圧力調整弁は冬季に凝縮圧力が低くなり過ぎるのを防ぐために用いる。
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『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(22/01/10)
【2016/05/28 新設】