テキスト7次改訂版(P104)から「ブレージングプレート冷却器」(凝縮器も)が追加された。ので、今後の出題に注意されたい。(2012(H24)/04/19記す)
8次改訂版からは「ブレージングプレート蒸発器」と冷却器→蒸発器となっている。また<P97の図8.7(写真)、P103(図と説明)>と、写真や図が増えている。ので、ますます今後の出題に注意されたい。(2016(H28)/12/11記ス)
・冷凍負荷および冷媒循環量が一定の場合に、冷凍負荷よりも大きな容量の圧縮機を使用すると、圧縮機吸込み蒸気の比体積が大きくなり、蒸発圧力が低下し、圧力比の減少により駆動軸動力が低下する。 by echo
【×】 設問の場合「比体積」がどうなるかがポイント。テキスト<8次:P94左、下から11行目~>
冷凍負荷および冷媒循環量が一定の場合に、冷凍負荷よりも大きな容量の圧縮機を使用すると、圧縮機吸込み蒸気の比体積が大きくなり、蒸発圧力が低下し、圧力比の増大により駆動軸動力が増加する。
・冷凍負荷および冷媒循環量が一定の場合に、冷凍負荷よりも小さな容量の圧縮機を使用すると、圧縮機吸込み蒸気の比体積が大きくなり、蒸発圧力が上昇し、蒸発温度の上昇による冷却不足を引き起こす。 H25ga/06
【×】 比体積が小さくなり、
が、正しい。テキストは<8次:P94左、下から3行目~>にズバリ。
冷凍負荷および冷媒循環量が一定の場合に、冷凍負荷よりも小さな容量の圧縮機を使用すると、圧縮機吸込み蒸気の比体積が小さくなり、蒸発圧力が上昇し、蒸発温度の上昇による冷却不足を引き起こす。
蒸発器の温度分布概略図
ta1からta2は曲線なので「対数平均温度差」を用いるべきだが、ここを直線とみなした「算術平均温度差」で計算しても差異は小さいので冷凍装置の計算は「算術平均温度差」を用いる。
・蒸発器の冷凍能力を求めるには、冷媒と被冷却物との算術平均温度差を用いるものと、蒸発器を流れる冷媒の質量流量と蒸発器出入口冷媒の比エンタルピーの差を用いるものがある。 また、蒸発器を流れる被冷却物の質量流量と比熱、および被冷却物の出入口の温度差を用いるものがある。 by echo
【◯】 ぅむ。変な問題...。
Φo = K A Δtm
Φo = qmr (h1 - h4) = Ca qma (ta1 - ta2)
テキスト<8次:P95左 1)~4)>
・蒸発器は、被冷却物の流動方式によって、乾式、満液式および冷媒液強制循環式に分類される。 H15ga/06
【×】 テキストを、一度でも読んでおけばできるかな? <8次:P95左 1)>を読もう。 これは、蒸発器の冷媒の供給方式による分類である。流動方式での分類は、自然対流式と強制対流式。
・冷媒の供給方式によって蒸発器を分類すると、乾式、満液式および冷媒液強制循環式がある。 H20ga/06
【◯】 さぁ、あなたは、前問(H15)の問題とこの問題と軽くこなせましたか?テキスト<8次:P95左 1)~4)>
・低圧受液器、冷媒液ポンプ、蒸発器などの構成で冷媒液を強制循環させる方式を冷媒液強制循環方式という。また、空気を冷やす方式として、空気をファンで強制的に送る強制対流方式と、空気の温度で変わる密度差を利用する自然対流方式がある。自然対流方式には、裸管コイル冷却器や天井吊りフインコイル冷却器などを用いる。 H28ga/06
【◯】 この問題はココだよなぁ。
冷媒強制云々に関しては、テキスト<8次:P106左~ (8.4 冷媒液強制循環式蒸発器)>から、読み解く。
また、空気を…云々
に関しては、テキスト<8次:P102~ (8.2.6 強制対流式および自然対流式の冷却器)>から、どうぞ。
なんというか、難しいってこともないけども満遍なく勉強して広い範囲の知識が必要な問題ですね。健闘を祈る!
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【2016/07/07 新設】(← 履歴をここに作った日)