テキスト<8次:P221右 16.9 ブラインの使用について>からの出題です。(テキストは「保安編」ですが、試験では「学識」に出題されます。)
・ブラインは空気と接触すると、空気中の酸素を溶かし込んで、金属の腐食を促進させることがある。 H13ga/09
【◯】 塩化ナトリウムブライン(塩水)なんかは、よく錆びる。って、何となく感覚で分かる。
【 --------- 7次改訂版の注意 --------- 】
これは学識の問題で、6次改訂版のテキストでは、P44の「3.8ブラインの使用について」から出題されている。
ところが、7次改訂版では保安編へ移植され、P181の「12.9 ブラインの使用について」内容も少々変わっている。
・6次 「使用中に空気中の水分を凝縮させて<略>」
・7次 「0℃付近あるいはそれ以下でブラインを使用していると、空気中の水分が凝縮されて<略>」
こんな感じ。腐食の問題は保安管理技術で出題されるかも…。(2012/05/06記す)
・8次 特に変わっていないと思われる。(2016(H28)/12/30記ス)
・ブラインは、空気中の酸素を溶かし込むと金属の腐食が進行するため、空気とできるだけ接触しないようにする。 H14ga/09
【◯】 ピンポン。 テキスト<8次:P221 (16.9 ブラインの使用について)>の冒頭。
テキスト<8次:P72、P73>からの出題です。
・塩化カルシウムブラインは、空気と接触すると空気中の酸素を溶かし込んで金属腐食を促進させることがある。 H15ga/09
【◯】 ピンポン。
塩化カルシウムブラインは、学識編テキスト<8次:P73左 (5.9.1 塩化カルシウムブライン)>
空気云々は、テキスト<8次:P221 (16.9 ブラインの使用について)>
・塩化カルシウムブラインは、空気と接触すると空気中の酸素を溶かし込んで金属腐食を促進したり、空気中の水分を取り込んで濃度が低下することがある。 H24ga/09
【◯】 ぅむ。テキスト<8次:P73左 (5.9.1 塩化カルシウムブライン)>
濃度とかあるので保安編のこちらの方が良いかな<8次:P221 (16.9 ブラインの使用について)>
・塩化カルシウムブラインは、製氷、冷凍、工業用として古くから利用されており、入手性やブラインとしての性能に優れるが、金属に対して腐食性が強いので、腐食抑制剤を添加して使用する。 H25ga/09
【◯】 文章は長いが、怖いぐらいの素直な問題ですね。テキスト<8次:P73左 (5.9.1 塩化カルシウムブライン)>
・エチレングリコールのブラインは、腐食抑制剤を必要としない。 H16ga/09
【×】 これに、腐食抑制剤を混ぜると金属に対する腐食性がほとんど無くなるんだって。 テキスト<8次:P73右 (5.10 有機ブライン)>
・エチレングリコールブラインは、金属に対する腐食性はないので腐食抑制剤を必要としない。 H19ga/09
【×】 「必要とする。」引っ掛からないように!
テキスト<8次:P73右 (5.10 有機ブライン)>腐食抑制剤を適当に加えたものは、金属に対する腐食性がほとんどない。
【 --------- 7次改訂版の注意 --------- 】
注意という程でもないかもしれないが、7次改訂版では、
「腐食抑制剤を適当に加えた有機ブラインは、金属に対する<略>」 ← ”適当に”が、削除されている。
適当じゃ駄目だということになったかも…。
8次改訂版も同様に記されている。
・塩化カルシウム水溶液は、金属材料に対して腐食性が強い。このため、無機ブラインとして使用する場合には、腐食防止剤を加える必要がある。一方、エチレングリコール水溶液は、金属材料に対する腐食性がなく、有機ブラインとして使用する場合は、腐食抑制剤を加える必要はない。 H28ga/09
【×】 これ、たまに出るからなぁ。知識がないと(満遍なく勉強してないと)チンプンカンプンかも。正しい文章にしてみましょう。
塩化カルシウム水溶液は、金属材料に対して腐食性が強い。このため、無機ブラインとして使用する場合には、腐食防止剤を加える必要がある。
一方、腐食抑制剤を加えた有機ブラインであるエチレングリコール水溶液は、金属材料に対する腐食性がほとんどない。
テキスト<8次:P73右 (5.10 有機ブライン)>を読んで書き直したのだけども、イイよね!?(疲れ…)
・塩化カルシウムブラインは金属に対する腐食性が強い。プロピレングリコールブラインは、人体に有害であることから、食品の冷却用には使用が禁止されている。 R02ga/09
【×】 H20とH28をミックスした問題、腐食性とか食品用とか知ってないといけない。
塩化カルシウムブラインは金属に対する腐食性が強い。プロピレングリコールブラインは、人体に無害であることから、食品の冷却用としても使用される。
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