・液管にフラッシュガスが発生すると、蒸発器への冷媒供給量が不足し、蒸発温度が低下する。 H18ho/03
【◯】 テキストを一度読んでいれば、なんとなく分かる問題。
テキスト<8次:P211右(15.3.3 負荷に見合った冷媒循環量の確保 (c))>と、P212(例題15.7)を合わせて読めば完璧でしょう。
・蒸発器への冷媒循環量が適正に確保できない原因として、冷媒充てん量の不足、膨張弁容量の過小、液管でのフラッシュガスの発生、圧縮機の吐出し弁または吸込み弁の作動不良などが考えられる。 H22ho/03
【◯】 適正な冷媒循環量の確保ついては、テキスト<8次:P211右(15.3.3 負荷に見合った冷媒循環量の確保)>の(a)~(c)だ!
─ 注) ─
適切な冷媒循環量確保できない原因が、テキスト7次改訂版までは(a)~(d)と記されている。8次改訂版では、(d)圧縮機の吐出し弁または吸込弁が不良
が削除されている。
理由は...疲れたし面倒なので調べない。あしからず。
・冷媒循環量の不足は、冷媒の充てん量の不足や液管におけるフラッシュガスの発生などのほか、圧縮機の吸込み弁の不良によっても発生する。(低圧部保守管理について)
H25ho/03
【◯】 その通り!
<8次:P211右>を開いて。
7行目から、冷媒循環量不足はフラッシュガスや充てん不足とある。
↑ この下の(d)に、吸込み弁が不良とある。(← 7次改訂版の場合)
─ 注) 疲れるけど補足 ─
(d) 圧縮機の吐出し弁または吸込弁が不良
は、8次改訂版では削除(<8次:P211右(15.3.3 負荷に見合った冷媒循環量の確保)>)されている。
さて、この問題は今後どうしたもんかな。この手の問題で弁に絡む事柄は出題されないかもしれないね。
弁不良については、<8次:P197右下(15.1.5 往復圧縮機の吸込み弁、吐出し弁の漏れ及びピストンリングの摩耗の影響)>をザッと読むと、吐出しガスや吸込みガスが減少すると記されているが、冷媒循環量に関しては触れられていない。
ツラリツラリ思うに、弁が不良になって冷媒が漏れると冷媒循環量は減るかもしれない、そのとき膨張弁は全開になっているだろうけど、
ま、そうなるまえ(冷媒循環量が減少する前)に、いろんな不具合が出てだなぁ、冷凍装置そのものが自動停止するんじゃなかろうか。(少しの不具合の場合は知らんけど…ネ!)
だから、この(d)は削除したのかなぁ。なんて、思ったりしたのだけどね…。
最近思うんだけども、冷凍機械責任者試験ってほんと疲れるんだワ。(2016(H28)/12/24記ス)
・乾式蒸発器の熱通過率は、冷却管外の流体の流速、着霜、冷却管内の油の滞留などにより大きく影響される。 H17ho/03
【◯】 その通りなんだ。テキスト<8次:P212左上 6行目~>この通りのことが書いてある。
・ローフィンチューブを使用した満液式冷却器では、水側の流速が小さくなると熱通過率も小さくなる。 H15ho/03
【◯】 ということらしい。
ぅ~ん。テキスト<8次:P211~P212((1) 熱通過率の保持)>P212左上から8行目に「流速」という語句があるので、この辺りから読み解いてくれたまえ。頑張れー。
・乾式シェルアンドチューブ水冷却器における熱通過率低下の要因として、水側への水あかの付着、水流量の低下、冷媒側伝熱面への油膜形成、不凝縮ガスの滞留などが考えられる。 H20ho/03
【×】 テキスト<8次:P212左上~>を読んでおけば、サービス問題である。
ではなく、引っ掛け問題か!
冷却器(蒸発器)は、不凝縮ガスは発生しない。テキスト<8次:P212左上には「不凝縮ガス」は一言も書かれていない。(汗
・熱通過率が低下する原因として、水冷却器における水あかの付着、空気冷却器における霜の付着や前面風速の減少、蒸発器内の油の滞留などが挙げられる。(低圧部保守管理について) H25ho/03
【◯】 テキストは<8次:P211右下((1) 熱通過率の保持)~>を読むべし。端的にまとまれられた文章で、まさに問題文の通りです。
・蒸発器の熱通過率を低下させる冷媒側の要因として、フルオロカーボン蒸発器内の油の滞留、アンモニア蒸発器伝熱管内部における油膜の形成などがある。 H28ho/03
【◯】 そのとおり。テキスト<8次:P211~212 ((1) 熱通過率の保持)>(P212左に、ズバリ的記述)
・一般的に、乾式シェルアンドチューブ水冷却器における熱通過率を低下させる主な要因は、冷却管内の水側では水あかの付着などがある。また、冷却管外の冷媒側では、冷却管表面への油膜の形成などがある。 H29ho/03
・乾式シェルアンドチューブ蒸発器における熱通過率を低下させる要因には、冷却管内のブライン側では、水あかの付着などがある。また、冷却管外の冷媒側では、冷却管表面への油膜の形成などがある。 R03ho/03
【×】 「乾式シェルアンドチューブ水冷却器」を把握してないと困惑するかも…。3冷で使用している図を挿入しておきます。
正しい文章にしてみましょう。(令和3年度も記しましょう。)
一般的に、乾式シェルアンドチューブ水冷却器における熱通過率を低下させる主な要因は、冷却管外の水側では水あかの付着などがある。また、冷却管内の冷媒側では、冷却管表面への油膜の形成などがある。
乾式シェルアンドチューブ蒸発器における熱通過率を低下させる要因には、冷却管外のブライン側では、水あかの付着などがある。また、冷却管内の冷媒側では、冷却管表面への油膜の形成などがある。
・空気冷却器に厚く着霜すると、空気側の熱伝導抵抗が大きくなり、熱通過率が低下し、蒸発圧力も低下するので冷凍能力は減少する。 H21ho/03
【◯】 ぅむ。テキスト<8次:P212左((2) 霜付きの影響)>
題目に ちょっと
と付けてみた。以下の問は、上記の「蒸発温度低下の原因」にも組み込むこともできるが、「霜と熱通過率」について問うているのでココに記ス
・蒸発温度低下の原因は、冷媒供給量の不足、蒸発器の霜付き、送風量の減少、冷媒に油が多量に溶解した場合などが考えられる。霜付きによる熱伝導抵抗の増大、送風量の減少による熱伝達率の低下によって熱通過率が大きくなり、蒸発温度が低下する。 H22ho/03
【×】 ぅ~ん、結局これは霜付きの影響の問だね。 テキスト<8次:P212左((2) 霜付きの影響)>を読むしかない。
蒸発温度低下の原因は、冷媒供給量の不足、蒸発器の霜付き、送風量の減少、冷媒に油が多量に溶解した場合などが考えられる。霜付きによる熱伝導抵抗の増大、送風量の減少による熱伝達率の低下によって熱通過率が大きく低下し、蒸発温度が低下する。
イメージできたかな。
・蒸発温度の低下の原因として、蒸発器への冷媒供給量不足、蒸発器内の大量な油の残留などがある。蒸発器に霜が付くと、風の通過面積は狭くなり、その結果風速が上がり、熱通過率は改善される。多量の霜付きにより送風量の低下はあるが、霜による蒸発温度の低下はない。 H27ho/03
【×】 テキスト<8次:P212左~((2) 霜付きの影響)と、 ((例題15.7)の(2)-(a)、(3)-(b) )>をミックスされた問題文。 正しい文章に直してみましょう。
蒸発温度の低下の原因として、蒸発器への冷媒供給量不足、蒸発器内の大量な油の残留などがある。蒸発器に霜が付くと、風の通過面積は狭くなり、その結果風速が上がり、熱通過率は大きく低下する。
多量の霜付きにより送風量の低下はあるが、霜による熱伝達が悪くなり蒸発温度は低下する。
・蒸発温度低下の原因は、冷媒供給量の不足、蒸発器の霜付き、蒸発器への送風量の減少、冷媒に冷凍機油が多量に溶解することなどが考えられる。蒸発器に霜が厚く付いた場合の蒸発温度低下の原因は、熱伝導抵抗の増大、蒸発器への送風量の減少などによって熱通過率が大きくなるためである。 R01ho/03
【×】 さて、 不足
霜
風
油
抵抗
風量
通過率
、過去問をこなしていればどれが間違いかすぐわかるでしょう。
蒸発温度低下の原因は、冷媒供給量の不足、蒸発器の霜付き、蒸発器への送風量の減少、冷媒に冷凍機油が多量に溶解することなどが考えられる。蒸発器に霜が厚く付いた場合の蒸発温度低下の原因は、熱伝導抵抗の増大、蒸発器への送風量の減少などによって熱通過率が小さくなるためである。
・蒸発温度低下の原因の1つが、蒸発器への霜付きである。霜付きによる熱伝導抵抗の増大および送風量の減少による熱伝達率の低下によって蒸発器の熱通過率が大きくなり、蒸発温度が低下する。 R02ho/03
【×】 楽勝ですよね。 蒸発器の熱通過率が小さくなり
テキスト<8次:P212左((2) 霜付きの影響)>の冒頭。
この例題は、低圧圧力低下の原因を一気にまとめて問われます。
(ある意味1冷レベルの「例題」です。1冷「保安」は平成16年度以前は、全5問で100点の記述式でした。出題されるかわからないこの解答内容をも、すべて覚え記述できることが必須でした。)
・乾式蒸発器で各冷却管への液分配が均等でないときやストレーナに目詰まりがあると、冷媒循環量が不足し、蒸発温度が低下するので、吸込み蒸気の比体積が小さくなり、冷凍能力が減少する。 H21ho/03
【×】 比体積が大きくなる。
テキスト<8次:P212左(例題15.7 (解)(1)-(a)>ここから結構出る(1冷含めてだけども)低圧圧力低下(蒸発温度が低下)の原因を掴んでおこう。
比体積に関しては<8次:P211左上 (2) 蒸発温度と冷凍能力>の冒頭部分を読んでくだされ。(比体積のイメージが分かり易い)
・液管のストレーナに目詰まりがあると、蒸発器への冷媒供給量が不足して蒸発圧力が低くなり、圧縮機吸込み蒸気の比体積が大きくなる。 H17ho/03
【◯】 蒸発器への冷媒供給量が少なくなったときの、比体積、蒸発圧力、蒸発温度、冷凍能力、どうなるのか理解しよう。
テキスト<8次:P212左(例題15.7 解)(1)と(a)>を、読んでくれたまえ。
「比体積が大きくなるということは、冷媒の密度が薄くなるということなり」 さぁ、蒸発器の中の世界のイメージが湧いてきたかな?
・冷凍装置内に水分が混入して膨張弁で氷結すると、蒸発器での冷媒循環量が減少し、蒸発圧力が高くなり、圧縮機吸込み蒸気の比体積が小さくなる。 H24ho/03
【×】 蒸発圧力が低くなり、比体積が大きくなる。ぅむ。
テキストは<8次:P212(例題15.7)解(1)と(d)>
・乾式蒸発器への冷媒循環量が不足して、適切な運転状態が確保できない原因としては、冷媒の充てん量の不足や液管内でのフラッシュガスの発生のほかに、膨張弁でのごみの詰まりなどがある。また、フルオロカーボン冷凍装置では、冷媒に水分が混入した場合の膨張弁での氷結がある。 H29ho/03
【◯】 素直で素敵な問題ですね!
(H29年度「保安」は、この問3(低圧部の保守管)と、問2(高圧部の保守管理)が肝のような気がする。)
・冷媒充てん量が不足していると、高圧液配管内のフラッシュガス発生などによる、冷却不良や蒸発圧力の異常低下などの種々の不具合が起こる。 H30ho/03
【◯】 はい。テキストは<8次:P212(例題15.7)解(1)と(c)>だね。
・冷凍装置内に水分が混入して膨張弁で氷結すると、蒸発器での冷媒循環量が減少し、蒸発圧力が高くなる。 H30ho/03
【×】 テキストは<8次:P212(例題15.7)解(1)と(d)>だね。正しい文章にしておきましょう。
冷凍装置内に水分が混入して膨張弁で氷結すると、蒸発器での冷媒循環量が減少し、蒸発圧力が低くなる。
・冷媒循環量の不足は、冷媒の充てん量の不足や液管におけるフラッシュガスの発生のほか、膨張弁の容量不足によっても発生する。 R01ho/03
【◯】 テキストは<8次:P212(例題15.7)解(1)と(c)>だね。 膨張弁の容量不足によっても
は、テキストのどこにあるかちょと不明。忙しいのでこれで終了。あしからず。
・フィンコイル乾式蒸発器では、冷媒供給量の不足、蒸発器への霜付き、送風量の減少、冷媒への多量な油の溶解などによって熱通過率が大きくなり、蒸発温度が低下する。 H30ho/03
【×】 蒸発圧力が低下する原因は把握できたかな?正しい文章にしておきましょう。
フィンコイル乾式蒸発器では、冷媒供給量の不足、蒸発器への霜付き、送風量の減少、冷媒への多量な油の溶解などによって熱通過率が小さくなり、(低下し、)蒸発温度が低下する。
テキストは<8次:P212(例題15.7)解(2)と(c)>だね。
・空気冷却器での冷媒側の圧力低下の原因には、空気冷却器の汚れや着霜による熱通過率の低下、腐食による空気冷却器フィンの脱落などがある。 R03ho/03
【◯】 これは、(a)~(d) まで、もれなく盛り込んだ良い文章ですね!
空気冷却器での冷媒側の圧力低下の原因には、空気冷却器の汚れ(b)や着霜(a)による熱通過率の低下(c)、腐食による空気冷却器フィンの脱落(d)などがある。
見当たらない。予想問題 by echo を追加。
・強制通風冷却器において低圧圧力が低下した。この原因の一つとして蒸発器への着霜のため、蒸発器への風量の減少とともに蒸発器冷却能力が減少したことにより、蒸発器への供給冷媒量が減少したためである。 by echo
【◯】 テキスト<P212右(b)>、他に「(a)送風機故障、(c)空気の汚れ、(d)空気吸込口が収容物で塞がれた」がある。
見当たらない。予想問題 by echo を追加。
・強制通風冷却器において低圧圧力が低下した。この原因の一つとして、蒸発器の熱負荷が減少し庫内温度が低下したためである。 by echo
【◯】 庫内温度低下とともに圧力も低下します。テキスト<P212右(4)>
・冷却塔と強制通風冷却器からなる装置において低圧圧力が低下した。この原因の一つとして、冬季に冷却塔で低下した冷却水によって凝縮圧力の低下による蒸発器への冷媒供給量の低下がある。 by echo
【◯】 凝縮圧力が低下すると、枋寮弁前後の圧力差が小さくなり供給冷媒量が減少してしまう。冬季に凝縮圧力を低下させないように冷却塔の冷却水量を調節する必要がある。テキスト<P212右(5)>
20/01/03 20/11/21 22/03/05
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