図を見て、冷媒と冷水(冷却水、ブライン)の通り道をイメージしましょう。
・空調用乾式シェルアンドチューブ蒸発器は、冷媒が蓋の下側から入り蒸発しながら冷却管の中を通り反対側の蓋の中で折り返し、再び上半分の冷却管を通り蓋の上部出口から吸込み蒸気配管に出ていく。 by echo
【◯】 頭の中にイメージ。テキスト<8次:P102右 8.2.7冒頭>
バッフルプレートは「じゃま板」とも言って、乾式シェルアンドチューブ蒸発器内に設置されている。3冷ではポツポツと出題されるが、2冷は、はてな?3冷で出題された問題を掲載しておく。(2022(R04)/04/09記ス)
テキスト<8次:P102 下から7行目~、P96 図8.5>です。わかりやすいように?作画してみました。
流体(冷却水)があるところに、バッフルプレート(じゃま板)を置くと流体が急に曲がる。そのとき流速が上がる。流速が上がれば熱伝達率が向上する。
赤い部分が流速が上がっているというイメージ画です。
バッフルプレート説明用「乾式シェルアンドチューブ蒸発器」概略図
伝熱管(チューブ)に冷却水の流れが直角に近づくように、シェル内にバッフルプレートをいくつか設置すれば熱伝達率が向上する。(シェルアンドチューブの略図も描いてみました。)
・水やブラインなどの液体を冷却する乾式蒸発器は、一般にシェルアンドチューブ形が用いられる。液体は胴体と冷却管の間を通り、バッフルプレートによって液体側の熱伝達率を向上させている。 H26/07
【◯】 ぅむ。イメージ出来たかな?
・乾式シェルアンドチューブ蒸発器は、従来の裸管に変わり、銅製のインナーフィンチューブ、コルゲートチューブ、内面溝付き管、内面溝付コルゲートチューブ、ローフィンチューブなど、冷媒が蒸発する冷却管の内面を加工した種々の伝熱促進管が使用されている。 by echo
【×】 長い!長いけど【×】です。「ローフィンチューブ」は、外側に溝を付けたもので満液式蒸発器で使用します。
補足)
「熱通過率」>(伝熱促進管)にも同様の問題があるので、参考にしてほしい。
22/04/09
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