ここで、「安全弁」「破裂板」「圧力逃がし装置」「高圧遮断装置」の違いを把握しよう。(テキスト<9次:P182 冒頭>の7行も読む。)
・液封により著しい圧力上昇のおそれのある部分には、高圧遮断装置を取り付ける必要がある。 H14保/08
【×】 引っ掛からないように。
高圧遮断装置は液封のための安全装置ではない。液封防止のための安全装置は、「安全弁」「破裂板」「圧力逃がし装置」である。<9次:P182 (d)(e)>で勉強しよう。
高圧遮断装置(高圧圧力遮断スイッチ)については、<9次:P182右>
・液封の事故は、止め弁、電磁弁などの誤操作による原因が多いが、液封を起こしやすい箇所として、液ポンプ出口の逆止め弁と蒸発器入口弁の液管部分や、中間冷却器の過冷却液出口止め弁と蒸発器入口弁の液管部分などがある。 H26保/02
【◯】 この問題はココにも置いておく。 全くその通りとしか言いようがない。
---------------------------------
この問題は平成26年度問2「<略>凝縮器および液管部について正しいものはどれか。」という問題で 「二.」として出題された。
テキスト的には、<9次:P218 ((2) 液封の発生しやすい箇所)>あたりを、勉強した知識からマルかバツか判断するしか無いといった感じ。
文章的にズバリとテキストにはない。つまり、1種レベルに近い問題です。ご愁傷さまです…。(>_<) 健闘を祈る!
・溶栓は、圧力で作動する安全装置ではなく温度により作動する安全装置であり、溶融すると、内部が大気圧になるまで放出を続ける。 R04保/08
【◯】 この問題はココ。テキスト<9次:P182左 11行目>
「安全弁」「破裂板」「圧力逃がし装置」を、把握してるか試されるよ。
・低圧部の容器で、容器本体に附属する止め弁によって封鎖(液封)される構造になっているものは、安全弁、または圧力逃がし装置などを取り付ける。 H16保/08
【◯】 テキスト<9次:P182 (d)>ズバリですね。
参考) 冷凍保安規則関係例示基準8.1より 圧力逃がし装置(有効に直接圧力を逃がすことのできる装置をいう。
・アンモニア冷凍装置の低圧部の容器で、容器本体に附属する止め弁によって液封されるものは、安全弁または圧力逃がし装置を取り付ける。 H23保/08 R03保/08(「ものには、」他同じ)
【◯】 その通り!テキスト<9次:P182(d)>
( 注意 : (f)の 可燃性ガス、毒性ガス
は、アンモニアのことだから溶栓と破裂板はダメだy。 )
・フルオロカーボン冷凍装置の低圧部の容器で、容器本体に附属する止め弁によって封鎖(液封)される構造になっているものには、安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付ける。 H24保/08
【◯】 その通り!!テキスト<9次:P182(d)>
平成23年度の問題と比べてみよう、フルオロ装置だから「破裂板」も、液封防止の安全装置になっているy。
・低圧部の容器で、容器本体に附属する止め弁によって封鎖(液封)される構造になっているものは、安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付ける。ただし破裂板は、可燃性ガス、毒性ガスには使用できない。 H29保/08
【◯】 いい問題ですね。テキスト<9次:P182 (d)と(f)>
(銅管及び外径26mm未満の配管の部分を除く。)が、ポイント。
・銅管配管において、液封によって著しく圧力の上昇のおそれのある部分には、安全弁、破裂板、または圧力逃がし装置を取り付けなければならない。 (フルオロカーボン冷凍装置の安全装置) H13保/08
【×】 引っかからないこと。
銅管がダメ。テキスト<9次:P182 (e)>を読む。
参考)
── 冷凍保安規則関係例示基準8.2(7)より ──
液封により著しい圧力上昇のおそれのある部分(銅管及び外径26 mm未満の配管の部分を除く。)には、安全弁、破裂板又は圧力逃がし装置を取り付けること。
そうです、銅管は除くんです。引っ掛かると悔しいんですよね! 頑張ってください。
・液封によって著しい圧力の上昇のおそれがある部分には、圧力逃がし装置などの安全装置が必要であるが、銅管および外径26 mm未満の配管には取り付けなくてもよい。 H22保/08
【◯】 そうだね。(銅管及び外径26mm未満の配管の部分を除く。)と、されているからね。テキスト<9次:P182 (e)>
・圧力逃がし装置は液封のおそれのある配管(銅管および外径26 mm未満の配管を除く。)などに取り付けるもので、圧力を逃がす目的を達成できるものでなければならない。 H28保/08
【◯】 全きその通り。テキスト<9次:P182 (e)> この手の問題は3年毎くらいに出題されるようだね。
・アンモニア冷凍装置において、液封によって著しい圧力上昇のおそれのある部分(銅管および外径26 mm未満の配管を除く。)には、安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付ける。 R04保/08
【×】 アンモニアは「可燃性、毒性」ガスですから、破裂板は使用不可ですね。テキスト<9次:P182 (e)>(破裂板ページにも掲載します。)
溶栓と破裂板の、「可燃性ガス・毒性ガス」についてです。
・アンモニア冷凍装置の受液器に取り付ける安全装置として、破裂板が使用できる。 H15保/08
【×】 溶栓・破裂板は、可燃性及び毒性ガスには使用不可。<9次:P182左 (13.1 安全装置)>(f)
・アンモニア冷凍装置の低圧部の容器で、容器本体に附属する止め弁によって封鎖(液封)されるものは、安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付ける。 H27保/08
【×】 アンモニアだから破裂板はダメ。テキスト<9次:P182(d)(f)> 平成23年度の問題と比べてみよう。
・アンモニア冷凍装置の低圧部の容器で、容器本体に附属する止め弁によって封鎖(液封)されるものは、安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付ける。 R02保/08
【×】 破裂板はアンモニア冷凍装置には使えません! テキスト<9次:P182左(13.1 安全装置) (d)と(f)>
05/05/21 06/04/07 07/12/08 09/03/08 10/10/10 11/07/28 12/05/19 13/09/25 14/09/06 15/06/30 16/09/16 17/03/05 22/03/26 23/09/30
【2016/08/01 新設】(← 履歴をここに作った日)
溶栓→
安全弁)