吸込み配管と混同しないように、「吐出し配管、吐出し配管、吐出し配管」と念じるように、常に頭に入れて問題を解くようにしよう。
『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<8次:P152右~>に、吐き出し配管の施工上最も大切なことが書いてあるのでよく読んで頭にいれておくべし!
管径に関連してテキストには流速の数値がたくさん記されている。他のページにもあるので、混同しないようにmemoしたほうが良いかも。
流速 テキスト<8次:P152右上(a)>
・吐出しガス配管は冷媒ガスとともに圧縮機から吐き出された油が冷媒ガスに確実に同伴されるように、一般的には、冷媒ガスの流速が横走り管で3.5m/s以上、立ち上がり管で6m/s以上となるとともに、冷媒ガスの弁の絞りや管の摩擦抵抗損失による圧力降下は0.02MPaを超えないように配管径を決める。 H29ho/07
【◯】 ぅむ。数値はすべてテキストと同じ。テキスト<8次:P152右上(a)と(c)>
圧力効果と騒音 テキスト<8次:P152右上(b)>
・過大な圧力降下と流体騒音を生じない程度の冷媒ガス流速に抑える。一般に、25m/s以下とするのがよい。 by echo
【◯】 「25m/s以下」は、覚えたほうが良いかも。テキスト<8次:P152右上(b)>
圧力降下 テキスト<8次:P152右上(c)>
・吐出しガス配管の、冷媒ガスの弁の絞りや、管の摩擦抵抗損失による圧力降下は、0.02MPaを超えないように配管径を決める。 by echo
【◯】 覚える数値がたくさんで困惑。頑張ろう。テキスト<8次:P152右上(c)
テキスト<8次:P152右下~P153>
吐出し配管になんで勾配を付けるかを把握すれば、鉛筆を転がさなくても良いでしょう。テキスト<8次:P152右下(a)>
・圧縮機の吐出し配管は上り勾配とし、圧縮機停止時に、油を圧縮機に戻すようにするのが望ましい。 H21ho/07
【×】 油を圧縮機に逆流させない(戻さない)ようにすべし!
水平部は下り勾配で凝縮器へ。テキスト<8次:P153 図11.2>で考えればよい。(圧縮機と凝縮器の高さが同じ)そのうち、高さが違う場合の問題が出るかな…?
・圧縮機と凝縮器とが同じ高さに設置されている場合の吐出し管は、圧縮機が停止しているときに油や管内で凝縮した冷媒液が圧縮機に逆流しないように、圧縮機からいったん立ち上がり管を設けてから下がり勾配で凝縮器に接続する。 H26ho/07
【◯】 ぅむ、ズバリそうですね! テキスト<8次:P153 図11.2>
・圧縮機と凝縮器が同じ高さに設置されている場合は、圧縮機が停止しているときに油や管内で凝縮した冷媒液が圧縮機に逆流しないように、まず最初に圧縮機から立上がり管を設け、次に下がり勾配で凝縮器に配管する。 H29ho/07
【◯】 H26年度と同等の問題です。日本語の微妙な言葉使いをお楽しみください。解説略。
テキスト<8次:P153左(b)> 凝縮器と圧縮機の高低差の大きさに応じて、不要だったり設けたりってところがポイント。
・凝縮器が圧縮機よりも高い位置に設置されている場合に、圧縮機が停止しているときに、油や管内で凝縮した冷媒液が圧縮機に逆流しないように、吐出し管の高低差の大きさに応じてトラップを設けることがある。 H23ho/07
R01ho/07( 場合に、
の に
がない、あと同じ。)
【◯】 はい、その通り。
高低差の大きさに応じて
で確信を得られれば素直な良い問題だね。テキスト<8次:P153左上(b)>を読み、図11.3左と右の図ををジッと見つめる。
逆止め弁 テキスト<8次:P153左(c)>
2台以上の圧縮機「逆止め弁」がポイントかな。テキスト<8次:P153(d)と図11.5>
・2台以上の圧縮機を並列運転する場合、それぞれの圧縮機の吐出し配管に逆止め弁を取り付け、停止している圧縮機に吐出し管内の冷媒や油が流れ込まないようにする。 H20ho/07
【◯】 ぅむ、テキスト<8次:P153(d)と図11.5>を読もう、図をジーっと見よう。
・フルオロカーボン冷凍装置で、2台以上の圧縮機を並列運転する場合には、それぞれの圧縮機の吐出し管に逆止め弁を取り付け、停止している圧縮機の油に冷媒が多量に溶け込まないようにする。また、各圧縮機は同一レベルに設置し、クランクケース内の油量が同じになるように、均圧管および均油管で結ぶ。 H26ho/07
【◯】 ぅむ、全くその通りとしか言いようがない。テキスト<8次:P153(d)>ズバリだね。
・2台以上の圧縮機を並列運転する場合には、それぞれの圧縮機の吐出しガス配管に逆止め弁を取り付ける。それぞれの吐出しガス配管を主管に接続するときは、主管の上側(上面側)に接続する。 H28ho/07
【◯】 ぅむ。楽勝やね。
05/05/21 07/12/08 08/01/20 09/03/08 10/10/10 11/07/28 11/07/28 12/05/20 13/09/26 14/09/05 15/07/04 17/12/19 22/03/24
【2016/07/28 新設】(← 履歴をここに作った日)